あなたは人とどんな関わり方をしていますか?愛着スタイル診断を受けることで、あなたが周囲の人とどのように接するタイプか知ることができます。はたして4つの愛着スタイルのうちどのタイプなのでしょうか?
愛着スタイルは、親しい人とのつながりの中で、安心を求めたり、距離を取ったりする傾向です。相手を頼れると感じるか、離れることが心配か、親密になると身構えるか。こうした違いを理解するための考え方です。
同じ人でも、相手や状況によって感じ方は変わります。タイプは人柄の良し悪しや、一生変わらない性格を決めるラベルではありません。
普段の関わり方を振り返る
近い愛着スタイルを知る
タイプ別の解説を読む
40問への回答から、4つのうち近いスタイルを紹介します。長所・短所や恋愛の解説はタイプに共通する説明で、あなたの能力や相性を個別に測るものではありません。
安心の求め方や、親密さとの向き合い方には、次のような違いがあります。自分に重なる部分を探しながら読んでみてください。
親しい人を信頼し、必要なときには支えを求めやすい傾向です。自分の気持ちを伝えることと、相手の気持ちを受け止めることを両立しやすくなります。
親密さを求める一方で、相手の反応や気持ちの変化が気になりやすい傾向です。返信が遅いときなどに、関係への不安が膨らむことがあります。
人に頼るより、自分で対処することを好みやすい傾向です。関係が近づきすぎると、気持ちを抑えたり、一人になる時間を求めたりすることがあります。
親密なつながりを望みながら、傷つくことも心配になりやすい傾向です。相手を求める気持ちと、距離を置きたい気持ちの間で揺れることがあります。
この診断の「恐れ・回避型」は、成人の親密さにおける不安と回避の両方が強い傾向として説明しています。乳幼児の観察研究で使われる「無秩序型」とは、対象や評価方法が異なり、同じ判定ではありません。
成人の愛着研究では、「見捨てられることへの不安」と「親密さの回避」という2つの観点がよく使われます。どちらも強い・弱いの間に幅があり、人をきっぱり4種類に分けられるわけではありません。
相手が応えてくれるか、関係が続くかをどれくらい心配するか。
心を開いたり、人を頼ったりすることに、どれくらい抵抗があるか。
横は「不安」、縦は「回避」の強さ。人物を選ぶと、各タイプの説明へ進みます。
この図は理論を理解するための概念図です。本診断で2つの観点の得点を算出・表示するものではありません。
愛着理論の出発点は、子どもが養育者を安心のよりどころにする関係です。その後、成人の恋愛や親しい人との関係へ研究が広がりました。
ボウルビィが愛着の理論を展開し、エインスワースらが、乳幼児と養育者の分離・再会を観察する研究を進めました。
ハザンとシェイヴァーは、恋愛関係を愛着の過程として捉え、成人の関係における違いを研究しました。
バーソロミューとホロウィッツが成人の4分類を提案。その後、不安・回避の強さを連続的に捉える研究も発展しています。
早い時期の関係は重要ですが、その後の経験も関わります。成人の愛着にはある程度の持続性と変化の両方があり、過去の経験だけで現在のスタイルを断定することはできません。
恋人、家族、友人など、関係ごとに安心感が違うこともあります。回答するときは、最近の親しい人との関わりを思い浮かべると、自分の傾向を振り返りやすくなります。
愛着スタイルは病名ではありません。このテストは自己理解のための目安であり、愛着障害の診断や、過去の養育・トラウマの有無、パートナーとの相性を判定するものではありません。
理論に研究の蓄積があることと、この40問の診断の精度が検証されていることは別です。結果がしっくりこないときは、当てはまる場面と当てはまらない場面の両方を振り返ってください。