タイプ2は「助力者」とも呼ばれ、他者との関わりを大切にする愛情深いタイプです。人に尽くすことを喜びとし、常に誰かの支えとなる存在でありたいと願っています。感謝や評価を受けることで自分の価値を感じる傾向があり、周囲の人々のニーズに敏感です。他人の悩みやトラブルを解決するために行動する機会が多々あります。そのため、周りからは思いやりがあって親切な人だと思われています。しかし、他者を優先するあまり自分に対するケアが疎かになりがちです。心の奥底で愛されることや必要とされることへの深い渇望があり、その感情が行動の源泉となっています。
タイプ2は他者を助けようと全力を注ぎますが、他者からの感謝や肯定的な反応を見返りとして求める傾向があります。自分に価値がある人間だという自信が持てないため、他者を助けることで実感しようとするのです。また、誰かを助けたい気持ちに反して、人から助けられたくないと思っています。これは、自分は他人の助けがなくても大丈夫な強い人間だというプライドからくるものです。周りから認められるために頑張りすぎなくても自分には価値があると信じることが大切です。